森の切り株

細く折ってマフラー、広げてストール、ボタンをかけてポンチョ。
ひざかけにも使えて、重宝しています。
ストール2
モチーフは、「ビーズの縁飾りVol.3」から、”森の切り株”。
オリムパス40番糸とトーホー丸小ビーズを使用。

本では、オヤを編んでから、別糸で、リネンパンツにまつりつけていますが、
このストールは、オヤを編みながら、細編みで本体に編みつけています。

編みつけ技法は、ニット地とかパイピングしてある(三つ折りや、端ミシンでも)布地、
レースやブレードのような穴のあいているものなど、
レース針を差し込んでも大丈夫な土台に限られます。

場所も、端の辺にしかできないという制約はありますが、
ニットやジャージのような伸縮性のある素材には、特に適しています。
着脱時に、まつりつけた糸が切れて、オヤがはずれてしまう
・・・という失敗(体験談)がありません。

なによりも、オヤを編み終えたら完成!というのが嬉しいものです。
(まつりつけるのが面倒で苦手、という声をたくさん聞きます。そんな方にオススメ!)

間隔や目の不揃いが目立たないように、土台と似た色のレース糸で編むのがコツ。
ストールアップ2


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  1. 2011/01/28(金) 11:21:57|
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野辺の花

「ビーズの縁飾りVol.3」でブライス人形と顔見知りになり、
ついに、お人形遊びを始めてしまいました!!
ブライス3

”フランボアーズ”や”小鳥”、”しゃぼん玉”、
最近は”冬の星座”のアレンジをつけて、
講習会で大活躍のミニスカーフのミニミニヴァージョン。

この娘のためには、DMCダンテル80番糸に、トーホーの特小ビーズを通し、
”野辺の花”の1段目を編みつけて作りました。

同じモチーフを、オリムパスのエミーグランデ糸、丸大ビーズで作ったのが、
こちらのネックレス。
20110110084848c2b[1]

神保町abcの講習会では、2時間の時間内に完成。
さっそく身につけて帰られました。
来月も、第3土曜日に、池袋abcで講習します。


  1. 2011/01/23(日) 20:01:28|
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クローブの香り

去年、エスキシェヒールで購入したスカーフです。
ビニール袋に入れて保管しなければならないほどの、強い香りがします。
香りの主は、クローブ。日本名、丁子(ちょうじ)です。
クローブ

丁は釘がもとになった字で、クローブが釘に似ているからだそうです。
ちなみに、クローブという英語も、語源は同じ発想らしい。

ボンジュックオヤには、ビーズやスパンコールだけではなく、
このような天然素材も使われることがあります。
トルコでは、それほどスパイスが身近だと言えるでしょう。

技法はイーネ(針)で刺しています。
スカーフの布端を指先で丸めながら、イーネオヤの結び目を作る要領で、
まつるようにし、ビーズや丁子を入れていくのです。
この、布端を丸めるのが、私たちにはなかなか難しい。

以前、CRKの染め織り取材で小千谷に行ったとき、私も興味本位で同行。
ご高齢だったハナさんが、指先を唇で湿らせながら糸を撚っていた手つきを思い出します。
いずこも同じ。
日本の染めや織りにご興味のある方は・・・
※グラフィック社より好評発売中。
90F582DF90D82E8_955C8E86[1]
2003年、新宿で、初めてオヤの講習会がありました。
私たちが「ビーズの縁飾り」でつけた名前は”しゃぼん玉”ですが、
トルコの”鳥の目”のデザインでした。
早く完成させた数人に、講師のセヴギシェノールさんから手渡された
ご褒美のネックレスがコレ。(ちょっと自慢?)
クローブネックレス
まだ、かすかではありますが、クローブの匂いがします。
使われているビーズは、大きさが不揃いで、数はかなり適当に通しています。
素朴で味がありますが、私達のように、ビーズを4個寄せて・・・
などと書かねばならない場合は使えません。
だから私たちには、日本のビーズが最高!
バックのスカーフは、ボンジュック・フィルケテオヤ。ヘアピンレースです。
フィルケテは、目下の課題。課題が多くて困っています。



  1. 2011/01/20(木) 11:03:29|
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正解&解説

エラーは色でないとすれば形か数ですが、数はわかりにくい。
竹ビーズ

二分竹ビーズ2本の間に一分竹が横に入っているモチーフ、みつけました?
一分竹は、わざわざカットして作っているのでしょう。
色なら、ランダムに別色を1個通せばいいのですが、
この場合、一分竹が2本の間に来るように入れなければならない。
数えてみると、ちょうど終わりから50個めに一分竹ビーズが入っているのですが、
これも何か隠された意味があるのでしょうか。
(もしかしたら色の場合もランダムではなく50個めかも?と気になり始めました.
危ない、深みにはまりそう)
端始末

長いオヤを編んでからスカーフにまつりつけているので、長さが余ったようです。
私達、几帳面な(たぶん、一般的には、どちらかというと)日本人なら、
最初と最後が合うように、長すぎればほどいてつきあわせ、体裁を整えますが、
トルコのものは余分もそのまま、二重にしてまつってあります。
Vol1のp55の黒いスカーフは、余った部分で角を飾り、センスの良い作者ですね。

観光地の土産物だと、オヤが短かすぎて、部分的にオヤの欠けているスカーフや、
足りない分、違う色のビーズや糸で編んでいたり、
時には、別のモチーフが足してあるスカーフもあります。
(モチーフを研究したい私には、嬉しい掘り出し物!)

竹の一段目が終わったら、二段目はそのまま、くさりで立ち上がって戻っています。
つまり、黒ビーズを竹より先に通してある!
例の一分竹部分は、「ビーズを寄せてくさり1」を3回してカモフラージュ。

こんな面倒なことをしてまでも、「私たちは、神さまのように完全なものは作れません」
と、表現したいものなのでしょうか。
信仰心の薄い私には解りかねますが、ミステリーや手品のトリックを解明するようで
興味深く、エラーを探すのも楽しみのひとつです。

自分自身は、故意ではないエラーがいくつもあり、至らぬ人間性を露呈してばかり。
だから講習では、「間違っても大丈夫」と、上手なごまかし方もお教えしています。

15日art-bookshop池袋
18日池袋コミュニティカレッジ
19日神保町art-bookshop&cafe
21日エコールプランタン銀座
24日新百合ヶ丘産経学園

で、講習会をします。
どちらもまだ席に余裕があるようです。
時間や内容など、詳しくはCRKのブログをご覧ください。
ご参加をお待ちしています。




  1. 2011/01/12(水) 23:38:05|
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窓辺のプランター

「ビーズの縁飾り」ができたのは、この黒いスカーフの存在から。
プランター3

2006年、CRK・クマさんと一緒にトルコのベイパザールに行った時のこと。
市民祭で「オヤを売っている出店がある」とクマさんが私を呼びにきてくれました。
当時は2人とも、ボンジュックオヤに特に興味があったわけでもなく、
まして、その2年後に本を出すとは夢にも思っていませんでした。
私は自分用に気に入ったスカーフを二枚購入。その一枚がこれ。

忙しい文化祭を終え、バスの長旅に入り、しげしげとスカーフを眺めていたら、
縁飾りの作り方が気になって。
今なら、どこに行くときも、たいていレース針とビーズを通した糸玉を
バッグの中に入れていますが、トルコではもちろんそんな用意はなく、
頭の中でアレコレ考えるだけでした。

帰国後すぐに試作してみたら、「なあーんだ!」という簡単さ。
CRKのみんなに作りかけを持って行って見せたところ、
「面白い!本を作ろう」、と急展開の動きに。
その後のプレゼンストーリーは、CRKのホームページをご覧ください。
Vol.1のdesign1”窓辺のプランター”は、こうして出来上がりました。

スカーフを買っているときに、高校生くらいの美しい女の子から、
英語が話せるか?と話しかけられました。
a little と答えると、貴女の宗教は何か、神を信じているか、と難しい質問。
言葉に詰まっていると、貴女を救ってあげたい、と清らかな目でみつめられました。
こんな強い信仰の土地で作られた作品ですから、
このスカーフにも「人間の仕業の証し」を故意に入れています。
Vol.3で書きましたが、このスカーフの場合、色ではなく1箇所、
他と変わったところがあります。
よく見て、みつけてみてください!(ヒント:写真の中央部


  1. 2011/01/11(火) 10:05:55|
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気分転換

時折、近くの池まで散歩をします。

池の縁飾りnew
これは、池の縁飾り。 
あらあら、2段目でとばしてる所や、色を間違えた箇所がある・・・

私を直接ご存知の方は、”かわいそうに、ついにきてしまったのね”
と心配してくださると思いますが、まだ大丈夫。
でも、この発想は、ほとんど病気でしょうね。


葦の間にカワセミがいました。
ウォーリーを探せ状態の写真しか撮れなかったので、アップはあきらめましたが、
オレンジ色の身体に鮮やかなコバルトブルーの羽は美しく、
「森の宝石」と呼ばれるそうです。
芸術的なシャッターチャンスをとらえようと、長い望遠レンズのカメラを構えて
静かにじっと待っているカメラマンの横で、
私の頭の中は、
この色の組み合わせは、ビーズでも使える!
あの青は264番。

・・・やはり病気。

いつかきっと、カワセミ色の縁飾りを作ろうと、インプットしました。


  1. 2011/01/09(日) 17:39:03|
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こんぺいとう

今年もはやばやと、専属モデルのリボンちゃんが登場です。

リボン・こんぺいとう
N子さんがフードのまわりにつけたのは
「ビーズの縁飾りVol.2」から”甘い色のこんぺいとう”。

このデザインは、トルコでは白1色で作られ、
”レブレビ”(炒ったエジプト豆)という名前がつけられています。
エジプト豆とは、ひよこ豆のこと。
なるほど、小さな丸い豆がはねていますね。

「こんぺいとうみたい」と言ったのはCRK・Cさん。
それで、パステルトーンのビーズで作りました。
1段目は1色ビーズでジグザグに編みます。
2段目は色違いのビーズ18個ずつを、順番に糸に通せばいいので、
糸通しビーズからビーズ通しを使えば、それほど大変な作業では
ありません。

もちろん、1色ビーズで楽するのも”有り”です。
甘い色はちょっと・・・の方は、こんぺいとうの配色にこだわらずに、
表紙のような色や、大人っぽく黒や金もステキ。
ストールの端や、ランプシェードなど、フリンジ代わりにも使える縁飾りです。

七宝編みのデザインはここで初登場、というわけで、
p62から、プロセスをカラーで詳しく載せています。
是非、お試しください。

リボンパンジー



  1. 2011/01/04(火) 09:25:33|
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雪解けの雫

明けまして おめでとうございます。
今年もよろしく お願い申し上げます。

東京は、風は少し冷たいですが、晴天の、穏やかなお正月を迎えました。
除夜の鐘の各地の様子、雪の所が多く、寒そうでしたね。
テレビで見るぶんには、美しく、一層厳かな気分になりました。

CRK・クマさんは北海道で、ネコちゃんたちと丸くなっていることでしょう。
クマさんがブログで紹介した、セーター袖口の縁飾り。
モチーフは「ビーズの縁飾りVol.3」の”雪解けの雫”です。

雫小
ターコイズ色のビーズが黒に映え、明るい光のもとではまが玉ビーズも美しく透け、
不思議なムードの縁飾りができました。(全体像はCRKのブログに)

セーターの持ち主、デザイナーのCさんは、本を作るにあたっては、
色にうるさくチェックの厳しい人ですが、
(だからこそ、読者の方に「見ているだけで幸せ」と言っていただける本に)
喜んでもらえたようで、嬉しいです。

「見ているだけで幸せ」とおっしゃる方、作ったらもっともっと幸せになりますよ。
今年1年が、みなさまにとって幸せになりますように、
ご一緒にビーズの縁飾りを研究し、楽しみましょう。


  1. 2011/01/01(土) 20:41:11|
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