夏、真っ盛り、どの百日紅(さるすべり)も、花が満開。

蝉の鳴き声が暑さを増します。
ミーンミーンと鳴く、アブラゼミ
シャーシャーと鳴く、クマゼミ
オオシイ ツクツクと鳴く、ツクツクボウシ
そのうち,カナカナと鳴く、ヒグラシも聞こえるでしょう。
日本語は擬音、擬態語が多いですが、
トルコでは、強いて音を表現してもらうとするならば、
その人が聞いたまま、感じたままの音を言うので、
人それぞれだそう。
セミはトルコ語で「アウストス ボジェーイ」。
アウストスは8月のことで、ボジェーイは虫。
種類を問わず、セミは「8月の虫」。
※トンボはなぜか「クズ ボジェーイ」(女の子の虫)。
トルコの、このおおらかさが、私は大好き!
きっと、アバウトで細かいことにこだわらない(覚えられないとも)
AB型の私の性格に合致するのでしょう。
余談ですが、2人の息子のお嫁さん達も偶然AB。
(統計では少ないはずなのに)私達3人の、正確さに欠ける楽しいおしゃべりに、
Aの次男は、あきれています。
(きっちりしたABの方がいらしたら、ごめんなさい)2008年にトゥルキャン先生が来日され、講習の助手をつとめた時、
こま編み?と見せながら聞くと、「タマム」(オーケーの意味)、
引き抜き編み?と引き抜いて見せても「タマム」。
どちらでも良いらしいことに驚き、
”教える立場としてはどちらかに決めないと”と、困りました。
「ビーズを寄せてまとめる」のは、くさりの裏山にビーズが入るわけで、
「引き抜き」ではなく、「くさり編み」です。
どちらにしろ、まとまれば良いのですが、講師の立場上、一度は説明しています。
「でも、引き抜くのでしょう?」と、言葉にこだわる日本の方々。
トルコで講習したとき、こま編みと言いながら、やり方を見せても、
引き抜き編みでどんどん編み進むトルコの方たち。(もちろん、逆も有り)
そこは、こま編みのほうがしっかりするから、、、とトルコ語で言えない私、
まあ、いいか! 「タマム、タマム」の連続でした。
8月20日(土)アートブックショップ池袋店で、ビーズをくさり編みでまとめながら、
”森の切り株”を作り、バスケットの縁飾りにします。
(お申し込みは、直接お願いします)