トルコは日本同様、家の中では靴を脱ぎます。足にはソックスまたは”バティッキ”と呼ばれる室内履きを履きます。(もちろん、素足の時もあるでしょうが、絨毯をよごさないためにも履いたほうが)
器用で手作り好きな女性が多いので、靴下や室内履きも手作りが多い。特に、自宅に人が集まる時や他所のお宅にお邪魔するときはおしゃれなパティッキを着用するのでしょう。いつかトルコで、”ギュン”(親戚、隣人、友人が集まって、食べたりおしゃべりしながら手作りを楽しむ会)のために、キラキラビーズやスパンコールがたくさん刺しゅうされたパティッキを見ました。
昨晩の阿佐ヶ谷教室は清水さんが先生になり、解明したそんなパティッキの1つを教えてくれました。ビー縁教室らしく、ビーズを編み込むデザインです。生徒は9名。
クマさん↓

私↓

(クマさんとの大小の差はトリミングの都合で、意識的ではありません)
ここまででタイムアップ。解るところまで両足を編んで次回に続き(かかと部分や縁編み)を教えていただくことになりました。
一筆書きのように、一度も糸を切らないで完成できる・・・これはオヤに通じる合理性を感じます。
足に合わせて適当に。間違えてもごまかせる・・・など、大らかなトルコっぽいところがとっても好きです!
私イチオシのチーズケーキでティータイム。
夜9時半も過ぎ、埼玉、千葉、神奈川など遠くからいらしてくださる方は急いでお帰りになりました。
一人静かに続きを編んで、かなり形が見えてきました。

糸が太いので見やすく編みやすい! 楽しい、楽しい♪
せっかく購入しておいたアミュレの3号針がいざというときにみつからず、清水さんのペンEを借りていましたが、やはりあるべき所にありました。丸小ビーズが見えるのに、なぜ??
今回は、作品もさることながら、生徒側の立場で学んだことがたくさんありました。
1)今日はどんなものを作るのか、ワクワク。
★私たちの講習も、期待にそえるようなアイテムを考えなければ。
2)どんな糸を使って何色で編むのか。ビーズの組み合わせなど、材料セットの楽しみ。
昨夜はセットを数色用意してくださったので、選ぶ楽しみもありました。
★一斉に始められれば、ジャンケンできますが、遅れてくる方には不公平感も。かといって、各色たくさん用意するわけにもいかないし、悩むところ。まあ、こちらも変な組み合わせのセットは作らないので、色がお気に召さなくても1作目は作り方を覚えるためと割り切っていただいて、プレゼントにお使いください。
3)「編み方を忘れた」「ここはどう編むの?」「間違えてしまった!」「どこが違っている?」「図のどこを編んでいるの?」「次はどうする?」「あってますか?」など、矢継ぎ早の質問攻めで先生は引っ張りだこ。
★
私の場合、ペースの違う各人に的確に応えるためには、直前に頭の切り替えスイッチに油を流し込んでおかないと。
4)声をかけられなくて自己流で編みすすむ人(シャイ?な私のように)
★時々、後ろに廻って間違っていないかチェックしたり、「大丈夫?」と声掛けしないと、あとでほどく羽目になる。
シャイな方、手を挙げたり、強い視線で呼んでくださいね。
5)糸の太さ、針の号数、手加減により作品のサイズが異なる。
★ビー縁も同じ。途中でサイズ調整のアドバイスが必要。
6)清水さんのように、子供用などサイズ違い、色違い、柄違い、素材違いなど、アレンジ例を見せる。
洗濯機でも洗えるタイプの夏糸でしたが、もちろん毛糸でもいいし、糸が細ければ、目数や段数を増やせばいい。
★次は何色にしようか、誰にあげようかなど、期待(と妄想)が膨らみ、ヤル気がおきますね。
7)もっと作りたいので、材料を集める手間を省くため、残りのセットからもう1セット購入しました。
★これからは、セットできるものは多めに作って、欲しい方には販売する努力も必要かも。ただ、作りすぎると在庫の
遺品が増えてしまう心配も。すでに各種の講習セットが半端数たまっています。過去のものでご希望があれば、
メール(minishi@jcom.home.ne.jp)
でご連絡、お問い合わせください。
ただし、テキストはつきません。みつからないかもしれません。