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出発前日

火曜日はトルコ文化センターでした。

前回.”プリムラ”のストールを希望されていたのでセットをお渡し。
第4はモチーフ研究の日なので、見本のストールと本を見ながら編んでいただきました。
先週お休みだった方と私は”ティアドロップ”のネックレスを。

ティアラメ
私は色違い。ビーズとパーツは替えずに、糸をタティングラメで。

いよいよ明日の夜の便で出発します。
イスタンブールまで直行し、夜中に着いて国内便に乗り換えてイズミルまで。
イズミルからチャーターの小型バスでオデミシへ。
まずは第一目的のオヤバザールを見てきます。オデミシのバザールは土曜日に決まっているのです。私は以前に2度行っていますが、クマさんはじめ他の4人は初めて。
その後、『縁飾り(オヤ)の見本帳』で取材したギョネンのバザールにも。
イスタンブールに行き、エディルネにも足を延ばします。
行く先々で懐かしい友人に会う約束があり、とにかく賑やかな楽しい旅になりそう。
明日から11日までブログはお休みしますが、土産話しをたくさん仕入れて、帰国後にご報告いたします。

旅支度、トランクに入れたり出したり、加えたり、探したり、探したり、、、がようやく一段落し、というより、足りなくても仲間がいるし現地調達もできるでしょうし、と開き直り。
しばらく留守にする部屋を片付けなければ。
で、まず片付けたのがコレです。
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(優先順位が違う! でも完成させないと片付かないもの)
トルコで銀色の小さなパーツも探してこようと思っています。お楽しみに。

******
作品の写真を送っていただきました。
Yさんの”野ばら”
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作っておくと、ちょっとしたプレゼントによさそうですね。

Hさんのナザボンつき”きのこ”のネックレス
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さくらちゃんという名のシロクマだそうです。
ビーズの縁飾りをつけたハンカチを被せたそうですが、毎晩「オスマントルコ外伝」を見ているせいか、動物王国のスルタンに見えてきました。
このドラマもしばらく見られなくなりますが、2週間は見逃したものをオンデマンドで無料で見られることをMさんから教えていただきました。
安心して、行ってまいります!



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  1. 2018/08/30(木) 19:14:19|
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素材博に

横浜の大さん橋で本日まで3日間開かれている素材博。
初日にCRK4人と見に行きました。
ここ数年、春と秋にはここのビーズアートショーでワークショップをしていますが、見に行くだけというのはなんと気楽なことか。
受けたいレクチャーや作りたいワークショップも選べます。
というわけで、”ボタンの博物館”金子氏によるレクチャーを受けてきました。
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実物とパンフレットをいただき、スライドを見ながら、種類や特徴などの説明を受けました。
例えば左上はカゼイン樹脂(牛乳を原料とする蛋白質化合物)で、風合いや染色性に優れている一方、ホルムアルデヒドを含んでいるので赤ちゃんの皮膚に直接触れる下着などの使用は避けるべき。(知らなかった!)
右下は水牛の角から作られている。角を縦にカットした場合と横にカットした場合、等々。
素材からボタンが作られる行程動画も拝見できて面白かったです。
いくつになっても、知らないことを教えていただくのは楽しいものですね〜。

「バスク屋さとこ」さんのブースはトルコ色満載。
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オヤつきのスカーフやパーツ、ナザールボンジュウなどが所狭し、しかも破格値。

トルコの伝統柄やトルコならではの色合わせの布たち
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私は近々トルコに行くので現地調達できるかもしれない。でもこの色柄はみつからないかもしれない、と迷った挙げ句、出合いを重視して購入してしまいました。あぁ、また在庫が、、、

他のブースでもパーツや道具などを購入。
「いつ何を作るつもりよ?」 
「そばに置いておくだけでも、何を作ろうか考えるだけでも小さな幸せだからいいじゃない!」
と自問自答しながらブラブラ楽しみました。
きっとこんな手づくり好きのお客が多いと思います。

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蒸し暑い一日でしたが、夕暮れの空はなんとなく秋。


  1. 2018/08/26(日) 12:24:54|
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8月のチェキ

毎日「暑い暑い」と言いながらもなんとか講習をこなしています。
月曜日は水道橋のヴォーグ学園で”ティアドロップ”のネックレス。
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もうすぐトルコに行けると思うと、材料のトルコパーツも大盤振る舞い。
準備に早い方でも30分、遅い方は1時間以上かかってしまいましたが、ビーズとパーツを全て通してしまえば終ったも同然!??
編み方はくさりと長編みだけなので簡単です。
昨日はトルコ文化センターでも、これを作りました。

ワサビ・エリシでは来月、9/20(木)、26(水)に同じものを作ります。
受け付けが始まっています。
トルコ土産のお菓子がつくかも。

本日のワサビ・エリシは”春のリース”。
2つ目にクリスマス色で作られた方も。
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私も金糸でクリスマス用を作り始めていましたが、未だ完成せず。
初めての方には七宝編みや長々編みがあるので少し難しかったかもしれません。

***チェキ***
白い”きのこ”のセットで作られたネックレス。楽しくて8色アソートも全部作られたとか。
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”ペイズリー”をブラウスの襟ぐりに縫いつけられました。白に白、素敵です。
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”小さな扇”のマーガレット。右はモチーフをボタン代わりにして筒状の袖にしたところ。
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本体は柔らかく伸びるストレッチ編みだそうです。
月曜日は少し涼しかったですものね。

フィルケテで編んだものをストールの両端に。
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ワサビ・エリシで販売されたトルコのスカーフの四隅に”アーティチョーク”
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周囲もグラデーションの糸で編まれた力作。

ベルギーに旅行された方からシンブルをお土産にいただきました。
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左上はアントワープ大聖堂のマリア像。
日本ではフランダースの犬で有名な大聖堂で、聖堂内にはルーベンスの絵が飾られています。
他2つはブルージュ。
ボビンレースが有名で、女性がピローを膝の上において編んでいるところの絵です。
ブルージュは私も昔旅行した大好きな街。嬉しい&懐かしい。


  1. 2018/08/22(水) 22:12:18|
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カラフルなリース

先週木曜日はワサビ・エリシで”春のリース”を作りました。
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二つ目は糸やビーズをご自由に選んでいただきました。
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その結果↓
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予習して作られたリースも含まれています。
講習受けられるのに予習はなさらなくても良いのに、と私は思いますが、、、
(今週の水曜日(22日)もワサビ・エリシで同様の講習をします。)

金曜日の自宅教室、土曜日の新宿トルコ文化センター、どちらも”ティアドロップ”のネックレス。
ビーズとパーツを通すのにかなり時間がかかりますが、編み始めたらモチーフの繰り返し。
明日はヴォーグ学園東京校でやります。

本日は池袋で「親子でオヤ」でした。
参加者が少なかったのですが、CRK総力をあげて展示、販売、講習。
オヤのスカーフとトルコパーツの販売は「バスク屋さとこ」さんに協力していただきました。
24,25,26日に横浜大さんばしで行われる素材博にも出店されます。
オヤ、スカーフ、オヤ糸、パーツなどの他に、トルコのプリント布も多種類販売されるとのことで、私たちも覗きに行こうと思います。
講習に先立つ紙芝居は、トルコってどこにあるの? どんな国? トルコ語は? オヤってなあに? など、簡単なトルコ入門。トルコに関心や親しみを持ってくれる方が増えてほしいとの願いから企画。

1時間半でブレスレットが出来ました。
お母様は↓
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小学6年の男の子は↓
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2本もできました!
彼は将来、ビー縁王子になるかもしれませんね。





  1. 2018/08/19(日) 23:51:18|
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池袋でオヤ体験

明日から私の8月講習week。22日まで1週間休みなしになります。
19日の日曜日は三省堂書店池袋本店書籍館4階(西武百貨店の奥で以前はリブロだった)で
「親子で トルコのオヤ&アクセサリー体験 ワークショップ」

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1)11;00〜12:30
2)14:00〜15:30
参加費(材料込み)税込み¥2,500
お申し込みは03-6864-8900

子供は太めのリネン糸でくさり編みだけで作れるブレスレット。
大人はエミーグランデを使い、トルコでは”鳥の目”と呼ばれるオヤのモチーフを加えます。
親子でなくても、お一人でも参加できます。
お一人なら2本作れるので色違いも如何? 
というわけで、CRKと色糸を準備。
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試しに1本、作ってみました。か〜んた〜ん!!
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打ち合わせのおやつタイムに用意したのは冷たくひやした「アシュレ」。
別名「ノアの方舟」で、穀物、豆類、ドライフルーツなどの残りものを煮るのです。
米、押し麦、五穀米も残っていたので少し加え、イチジク、ひよこ豆、南京豆の甘納豆も加えてみました。でき上がりはピンク色で甘味はほとんど甘納豆とイチジク。
シナモンをたっぷりかけ、刻んだミックスナッツをトッピングしていただきました。
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作るたびにどんどんオリジナル化が進んでいます。
たっぷり作ってしまったので明日の朝ご飯はコレ。ミルクをかけてもいい。
9月初めにトルコに行きます。本場の(たぶんすごく甘い)アシュレと比較したい。
どこかで食べられると良いけれど、、、。




  1. 2018/08/15(水) 23:49:47|
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プリムラ

『ビーズで楽しむオヤのアクセサリー』で、冬のモチーフに入れた”プリムラ”
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(デザインと製作/今村クマ)

中心はタティングのように見えるけれど、実は全部かぎ針編み。
DMCのディアマントで編むと
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本をお持ちの方はお分かりでしょうが、モチーフAに2段目の縁をつければモチーフB、さらにもう1段編めばCになります。
ABCを組み合わせたラリエットはコレ↓
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Mさんがお孫さんのカーディガンに”プリムラ”のモチーフAをつけた写真を送ってくれました。
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6月の展示会WSでは七字さんが”くわ”で染めてくださったシルクストールに編みつけました。
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中央だけCで左右はBですが、気が向いたら全部Cにしても。

ストールの材料セット(¥5,000)が余っています。
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ストールのみ(¥4,000)のご希望にも対応いたします。
ご希望の方は
minishi@jcom.home.ne.jp 
までご連絡ください。。



  1. 2018/08/11(土) 21:16:25|
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春のリース

”フラワーリース”にしておけば一年中違和感なかったのですが、何故か春。
今月は16日(木)と22日(水)10:30~12:30 にワサビ・エリシでコレ↓を作ります。
ワサビのフラワーリース
ネックレスチェーンつき。

このモチーフはバッグチャームにしても
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モチーフにチェーンだけでなく、ポイントになる大きめのビーズやチャームを丸カンでつけるとオシャレになりますね。

展示会で講習したときは、手慣れた方ばかりだったので2時間内に2つ作れました。
今回も、他の色のレース糸とビーズを少し持っていくつもりです。
色選びで迷うのも楽しいものですよ。
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実は、選んでいただくとどんなリースができるか、私も楽しみなのです。

ワサビ・エリシは定期講習ではないので、作りたいアイテムや、日時が都合がつくときだけでも参加できます。
夏休み中、たぶん猛暑でしょうし、参加者が少ないと予想されます。
初めての方はチャンスかもしれません。
お申し込みは 03-6379-2590 ワサビ・エリシ に直接お願いします。
ワサビ・エリシ



  1. 2018/08/08(水) 00:02:02|
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シンブルつづき

残りのシンブル
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イギリス、オランダ、チェコ、ポルトガル、アメリカ・・・
見るとン十年前の旅の思い出が蘇ります。(見ないとすっかり忘れているのですが)

コレクター用に凝ったデザインやしかけのシンブルが多いのはイギリスだと思います。
サンタクロースが煙突から入る。これもシンブル?
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はい、一応シンブル。ポツポツの凹みが証明しています。
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ハウスもミシンも指先にはめられないことはないけれど、これでもシンブル?
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はい、ほらね!
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私は持っていませんが、イギリス紳士の山高帽を傾けるとハゲ頭ではなくシンブル頭というユーモラスなものも。

後列・ポルトガルの蝶々や、右端・アメリカのテキサスブーツのように、縫ったり刺したりするには全く邪魔なものが乗っているのもたくさんありますが、コレクションするには楽しい。

ラストはシンブル用にアメリカで作られたペンダント。
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中をいろいろ替えられると思ったのですが、意外にちいさいシンブルは少ない。
チェコで購入した可愛いハンドペイントのシンブルを入れていて、外出先でシンブルだけ落としてしまいました。籠から逃げた鳥ならぬシンブル。どこかで大切にされていると良いのですが。
それもあって、普段はほとんどつけません。特にこの頃は自分で作ったビーズのネックレスやペンダントばかりつけているので出番がなく、シルバーがすっかり黒ずんでしまいました。
今回入れたのは義姉からのドイツ土産だったプチポアン。とても細かいクロスステッチの布が巻いてあります。

シンブルは陶器、金属、ガラス、皮、布(韓国のポシャギ)、、、材質はいろいろ。
私は特にガラス製が好き。削ったりペイントしてあったり。
ヴェネチアでみつけたときは嬉しかった!
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各色購入したかったけれど、やはりお値段がそれなり(忘れたけれどそのときの感覚)なので2個で我慢した覚えがあります。

サイズもいろいろ。左のウイリアムモリス柄はイギリスでだいたい標準。たまたまかもしれないけれど、中央のクロアチア、右のルーマニアは親指が入るほど大きい。
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アンティークショップで売られていた古いのも味があるし・・
延々と一日中続きそうなのでストップします。
猛暑が続いています。みなさまご自愛ください。


  1. 2018/08/04(土) 10:35:12|
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エフェとシンブル(つづき)

ヴォーグ学園の”エフェ”のストール。
完成しました!と0さんが写真を送ってくれました。
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きれいですねえ。

編み終わったばかりのモチーフは、たぶんこんなにピンときれいな形ではなかったと思います。
手で延ばしたしたり抑えたりして形を整え、裏返して当て布の上から軽くアイロンをかけます。
木工用ボンドを水で薄く溶かし、裏から筆や指先で塗って乾かします。・・・と講習ではクマさんがお話しました。
洗濯用のスプレー糊で試したところ、ピンとはするけれど日が経つにつれ湿気で柔らかくなってしまったとか。

トルコでは、古くは砂糖水を使ったと文献にあります。(湿気の多い日本では無理)
数年前にトルコの手芸屋さんで聞いたら、板ゼラチンを出されました。
熱湯でゼラチンをとかしてそれにくぐらせて乾かすのでしょう。いずれ、実験してみます。

トルコで作られている”エフェ”は、結び目をきつく編むイーネオヤが主。
昔は半円を描く縁に馬のしっぽの毛を沿わせていましたが、現在はテグスを使っています。
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******
さて、シンブルの続きを。
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しまってあったシンブルも出してみました。
海外旅行の記念に購入したもの
家族や友人からのお土産
日本の美術館の売店やディズニーランドなど観光地でみつけたもの
等々で、いつのまにか増えました。

右の円いガラスプレートの中心に集めてあるのはトルコ。特に珍しいのは
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左:海泡石を掘ったもの。エスキシェヒールは海泡石の産地。
右:地中海沿岸ボドゥルムで入手。ラクダの骨を削り絵つけしたもの。

9月の始めにトルコ行きが決まっています。もちろん探してきますが、ヨーロッパほど見かけません。もっとも観光地にはほとんど行かないから難しいかもしれません。

以前に入手したマイセンと、ドイツといえばビールでしょう。
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ジョージアに旅した友だちが先月の展示会に来てくださってお土産にいただきました。
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かわいいピーターラビットは、同級生からのプレゼント。
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※決してお土産やプレゼントを期待しているわけではありませんよ。念のため。

出したシンブルをしまおうと思ったら、まだ奥にありました。
これだからコレクターには絶対になれない。
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手前列左2つはデルフト焼きです。
ドバイ土産はMさん、カンヌは息子、オーストラリアのハンドペイントは甥から。
カタツムリはエスカルゴでフランスだったかしら。

まだまだ出てきましたが、次回にまわします。
このあやふやな記憶力と管理能力の欠如も、コレクターになれない大きなポイントです。



  1. 2018/08/02(木) 11:22:44|
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midori nishida