20)ホテルに帰れない

デモが心配なので、明るいうちにホテルに帰ろうと、船乗り場に。
船2
シュプレヒコールと指笛で耳が痛くなるほど。
船が着くと、船上側と桟橋側でヤンヤの大合唱。船長?も応えるように汽笛?を鳴らし、それは、賑やか。
羨ましいほどの一体感で、これがオリンピックに向いたらさぞかし盛りあがるだろうと思われたのですが・・・
船
5時15分発、乗ってみたら、船室内は心配するほどの混み具合ではなく(日本のラッシュ時のほうがよほど大変)、席を譲っていただいたりして和やか。元気な若者たちはデッキで気勢をあげていたのでしょう。

下船し、ユスフさんが引率して観光にでかけたBグループとパスタ屋さんで合流を計画。
歩くうちに、市民側の集団とバリケード状に並んだポリスが対立している場面に遭遇。我々に気づくと市民側の男性が、「外国の旅行者だから通してくれ」と叫び(多分)、護衛しながら通してくれました。

私たちは、「お取り込み中、失礼します。みんなで渡ればこわくない」状態で第一関門を無事突破。
その男性は私たちを送り終えるとポリスとハイタッチしたり、それほど緊迫感はありませんでしたが、その後がどうなったか気になります。お互いに憎み合っているわけではないのに、大きな騒動になり長引いているのは悲しいことです。

通過してホッとした石本夫妻と私を、芳子さんが撮ってくれていました。
スキャン 1

坂道を上がり、角を曲がると、第二関門。
ポリスが「ここから先は通れない」と。とも子さんが懸命に説明してくれたのですが、放水や催涙攻撃が始まっている模様。だんだん催涙ガスがこちらにも流れてきて、目、鼻、喉に違和感が。仕方なく、脇のシャングリラホテルに避難することに。
シャングリラ
上流階級の結婚披露宴があったそうで、素敵なドレスをお召しの方々がロビーを優雅に歩いていらして、まるで別世界。
疲れた足取りの石本さん、咳き込む智恵子さん他、買い出し帰り?の我々の姿に、ホテルでは、「大丈夫か?」「医者を呼ぼうか?」と、とても親切。

マカロン
ロビーで出されたチャイセットです。さすが高級ホテル!
ナプキンも紙ではなく、真っ白なリネンのレース!
ピッカピカのトイレで手を洗い、しばし優雅な避難民となりました。

催涙ガスが消えたら出かけようと思うのに、ホテルのドアの開閉ごとに、ガスが流れ込み、私たちはロビーから奥のレストランに移りました。窓外の道路はポリスのたまり場で、集まってはガスマスクやヘルメット、盾を装備して出かけていきます。
待機している救急車に、額に傷を負ったポリスが休んでいるのが見えました。

とも子さんが、ユスフさんやホテルと連絡をとりあっても、どちらからも今は動かないようにとの指示。
夜の9時。メニューを持ってきてもらって、ホテルで食事をすることにしました。

私が頼んだのはカリフォルニアロール。(そろそろ日本食が恋しくて)
カリフォルニアロール
醤油差しが、土瓶だったのには驚きましたが、とてもおいしく、量も適当で大正解。日本人のシェフがいるとのことでした。

でも、ここはトルコ。食事には必ず食べ放題のおいしいパンがつくことを忘れていました。
パン
おいしいスープだけを頼んだひろこさんのほうが正解だったかも。

そんなことを言っている場合ではないでしょう?と突っ込まれそうですが、、、つづく。
スポンサーサイト



  1. 2013/06/23(日) 00:01:29|
  2. ビーズの縁飾り|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:1

コメント

碧せんせ、大変な状況でも、みなさんが平常心であったり、トルコの方々が親切であったり、ブログから伝わってきます。
でも、すごい経験されましたね。
  1. 2013/06/24(月) 23:48:58 |
  2. URL |
  3. ゆみ #qwKvtbg.
  4. [ 編集]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://beadededge.blog119.fc2.com/tb.php/301-335e6d83

Profile

midori nishida

  • まとめ