イスラム雑学

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(ウスパルタのモスク)

モスク内にはミフラーブと呼ばれる壁の窪みがあり、礼拝の方向を示しています。真正面がミフラーブ。

イスタンブルのホテルで、ベッドサイドの引き出しを開けたら
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ヨーロッパだと引き出しに聖書が入っていることがありますが、、、聖地メッカの方向を示す印です。

このホテルではサイドテーブルにシールが貼ってありました。
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KIBLEもメッカの方向という意味。
(決してトイレや非常口を指しているのではありません)

イスラム教は、日に5回メッカの方角に向かって礼拝をします。
暁、正午過ぎ、午後、日没後、夜
街にはモスクのスピーカーからエザーンが響きわたります。
「アッラーは偉大なり」「アッラーの他に神はなし」「礼拝に来たれ」、というようなことを言っているそうです。
明け方のエザーンで目が覚めることもありましたし、文化祭最中にこれが入ると、演奏は中断。せっかく盛り上がっていたのに、ということも多々ありました。

ウスパルタの小さなモスクには、誰でも使える数珠(tespih)が壁や柱にかかっていました。それも、坐った姿勢で手の届く低い位置に。
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お土産にいただいた木製の数珠。
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短いものは33個、長いものは99個に決まっています。
観光地のモスク前には、数珠を売るおじさんが必ずいました。
道ばたに坐っているおじいさんが、手の数珠を繰って(祈って)いる姿もよくみかけました。

長距離バスが寄る大きなドライブイン。
これは、紛れもなくトイレの方向を示しています。
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トイレの傍にはお祈りをするための絨毯敷きの小部屋がありました。

イスタンブルのような都会では宗教色はほとんど感じませんが、地方に行くと、敬虔なイスラム教徒がたくさんいることがわかります。
年配の女性は大抵スカーフを被っていますし、暑くても長袖のブラウスで、ロングスカートかモンペのようなシャルワルをはいています。
全身黒ずくめの服装の女性も時たまみかけます。
その黒いコートドレスには、目立たないながら黒糸や銀糸で刺しゅうが施されていることもあるのですよ。
オシャレを楽しむ手づくり心は、素材を選ばないのですね。

日本の旅行社が企画するツアーの食事では、どこでもアルコール飲料があります。ご安心を。
でも、地方では、ホテルでもレストランでもビールやワインを置いていないところが多い。これは豚肉を禁じているのと同じイスラムの教えに従ったものです。現政府はイスラム色を強めようとしているので、なおさら。
私はアイランやジュースで全くオーケーですが、お酒好きな方が自由旅行をなさる場合は、確かめてからお店を決められたほうがいいでしょう。
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  1. 2014/07/18(金) 00:12:11|
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