クマシュ(布) オヤ

トルコ文化センター火曜クラスのUさんがお持ちのトルコのスカーフを見せてくださいました。
クマシュオヤ

正方形の布を折り紙のように折り、各辺の中央を縫い合わせたものをパーツとして飾っています。
20170228_132927.jpg
ちょっと見、マントゥー(トルコ料理で小さな水餃子のようなもの。ヨーグルトソースをかけていただく)のよう。
よく見ると、四隅には緑色のパーツ。アクセントにしたのでしょう。
途中に赤い糸で縫ったパーツが見えます。これは「完璧なものを作るのは神様だけ」と神を崇拝するためにわざと異なるものを入れたものだと思われます。魔除けの意味もあるとか。
トルコのオヤではかなりの頻度で色違い、ビーズ違い、柄違いなど、ちょっとしたいたずらのような”人間の仕業”が見つかります。

このスカーフはヤズマから見ると、かなり古そう。
でも、縁はミシンで始末しているので、そんなに古くはないかもしれません。
私にはまだそこまでの鑑定眼がないので、何年前かは不明。

ヤズマとは『縁飾り(オヤ)の見本帳』でも言及(p.50)しましたが、プリントのこと。
古いものはバスク(p.154)と呼ばれる木型に染料をつけて布に押します。今はシルクスクリーンや機械でプリント。
ベイパザルのヤシャヤンミュゼでは学校の上履き入れのような棚にバスクがいっぱいありました。
20150328_092211.jpg
20150328_092236.jpg
子供達も好きに選んで体験できるのでしょう。楽しそう・・・

黒や色の版を重ねたり、刷毛で色を塗ったりします。
版が微妙にズレたり色がかすれたり濃さが違ったり。古いヤズマには手作りの良さがあります。
白いガーゼ布に模様をつけ、布でパーツを作り、縁かがりしながらパーツをつけていく。
なんて手のかかっているスカーフ!
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  1. 2017/03/03(金) 22:20:36|
  2. ビーズの縁飾り|
  3. トラックバック:0|
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  1. 2017/03/05(日) 22:44:39 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

Re: ありがとうございました。

Tさま、さっそくブログを見てくださってありがとうございます。『ビーズの縁飾り』の楽しみをお2人に伝えられたようでよかった!黒部に行った甲斐がありました。今後、材料や編み方のご質問などはメールでご遠慮なくどうぞ。
  1. 2017/03/06(月) 09:04:00 |
  2. URL |
  3. midori nishida #-
  4. [ 編集]

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